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手の平・足の裏の多汗症

暑い時に汗をかいたり、運動した時に汗をかくのは当たり前ですが、暑くもないのに、あるいはじっとしていても手の平や足の裏などの特定の部位だけに異常に汗をかいてしまい、勉強や仕事に支障をきたす人がいます。

本来、手の平や足の裏に汗をかくことは、太古の人間がヤリや棒を持って動物を追いかけたり、敵からすばやく逃げるために必要なことでした。手の平や足の裏が乾燥していると、強くものを握れなかったり、走りにくくなるからです。

誰でも興奮ししたり、緊張したり、怒ったり悲しんだり、感情の高まった時に、手に汗をかくことはごく普通に起こり得ることです。そして一旦その興奮や緊張が去ってしまえば、自然と汗が引いてしまうものです。しかし、本人にとってはさほど興奮も緊張もしているとは思えないような日常の場面でも、持続的に異常な汗を手の平や足の裏にかいて止まらなくなってしまう人がいます。これは精神性発汗のメカニズムが悪循環の状態となり、恒常的に働いて固着化してしまうことが原因です。